エステザルグ協同組合(フランス) / ワイン

エステザルグ協同組合 Estezargues

エステザルグ協同組合

エステザルグ協同組合 ブランドストーリー

エステザルグは1965年、醸造所不足解消の為、地元のぶどう農家十数戸が結集し設立したコート・デュ・ローヌにある小さな生産者協同組合です。
加盟メンバーの絆は固く、創立当初から同じメンバーで構成され、ワイン造りも一緒に行います。

エステザルグ村はローヌ地区にあるユネスコ世界遺産ポン・デュ・ガールからおよそ5キロのところにあります。
ぶどう畑の土壌は元ローヌ河の沖積土で、赤い粘土と玉砂利で構成され、ミストラルの吹き抜ける、日当たりの良い段々畑が連なる丘陵地に広がり、沖積土の下層は新第三紀に形成された海洋性粘土で、テロワールの特徴を際立てます。

エステザルグでは、ローヌのテロワール保全のために、この地域でいち早く減農薬栽培に取り組み、
2000年には減農薬規定テラ・ヴィティス※1を取得しています。
近年では徐々に有機栽培面積を拡大し、環境保全に積極的に取り組んでいます。


※1 テラ・ヴィティス
 1998年にボジョレー地区の葡萄栽培者を中心に設立された 「 環境に配慮した自然な農業 」 をテーマにワイン造りをしている団体。
環境に配慮した栽培と醸造を行うことを基本理念とし、農薬使用の制限、水質、大気汚染からの保護なども含まれます。

ワインメーカー エステザルグ協同組合

元々は造ったワインをネゴシアンに販売

 共同組合立上げ当初は、ネゴシアンに販売していましたが、90年代ドメーヌ・ダンデゾンを創立したことを機に、ボトルワインの販売を開始。
丹精込めたブドウ栽培の姿勢がワインの味わいからも感じられる、生産者とテロワールの個性を反映したワイン造りを行うようになりました。


ぶどうの持ち味を生かしたワイン造り

 ぶどうの持ち味、自然の恵みが活きたワイン造りに徹するこだわりのカーブで、1997年以降、ワインの味わいを故意に変えるような人口酵母や醸造技術は一切使用しません。
ろ過も赤ワインには行わず、白とロゼも澱がない程度の軽いろ過にとどめています。
(瓶詰めの際、品質安定の為、酸化を防ぐのに必要最小限のSO2を添加します)

エステザルグのワインはピュアな味わいで果実味を楽しめ、瓶詰め後すぐにご賞味いただけますが、数年間の瓶内熟成にも適します。
このようにエステザルグでは、いわゆる「協同組合」のがぶ飲みワインとは一線を画した品質主義のワインを生産しています。

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NIHON SHURUI HANBAI CO., LTD.