スカラ・デイ(スペイン) / ワイン

スカラ・デイ Scala Dei

スカラ・デイ

Scala Dei -ブランドストーリー

~ガルナッチャの聖地。高品質な赤の生産地プリオラート最古のワイナリー~
リオハに次ぐDOCaプリオラート。この地は1900年後半に台頭した4人組の大改革により、従来の土着品種にカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シラーなど国際品種をブレンドした重厚感のあるスタイルで、一躍世界の脚光を浴びました。スカラ・デイはこの銘醸地の中でも最古のワイナリーといわれ、現在は若く情熱のあるリカルド・ロフェスが醸造責任者としてワイン造りに携わっています。彼は、本来プリオラートのもつ土地、気候、ブドウのポテンシャルを何よりも重視し、従来からある土着品種のガルナッチャ、カリニェナの老齢のブドウを大事に育てています。

プリオラートはもともと火山起源の大地で、スレート状の土壌によりミネラルが豊富。畑はリコレリャと呼ばれる粘板岩土壌が特徴で、保水、保湿に優れており、たいへん凝縮した風味のブドウに仕上がります。他のワイン生産地とは景色の異なる、岩山の険しい斜面に連なる段々畑でブドウが栽培され、手入れも収穫も全て手作業で行われます。

スカラ・デイの約90haの畑はさらに41の小区分に分かれており、収穫時期など細かい管理を行っています。また、一般的にプリオラートのワイナリーが1ha当たり2000kgの収穫量に対し、スカラ・デイでは1ha当たり1100kgまで収量を抑えた厳選栽培によるブドウです。昼夜の温度差が大きく、降雨量も少ないため、その分アルコール度数は高いですが、伸びのある酸味のおかげで重すぎない、エレガントなワインが出来上がります。

作り手からのコメント

 「ボトルの中に産地の景色が見えるエステートワインをつくりたい。素晴らしい産地で仕事ができるのだから最善を尽くす。」(リカルド・ロフェス 醸造責任者)

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NIHON SHURUI HANBAI CO., LTD.