ジオグラフィコ(イタリア) / ワイン

テヌーテ ピッチーニ社の所有するワイナリーの一つジオグラフィコのあるキャンティクラシコはフィレンツェとシエナの間に広がる美しい丘陵地帯地帯で、香り高い優美なワインが生産される卓越した産地です。
イタリアワインのルネッサンスとも呼ばれる「スーパートスカン」と呼ばれる近代化を牽引した自由闊達な生産者たちの土地で、今でもイタリアワインの最先端を走り続ける産地です。ジオグラフィコの生産共同体は1961年に17の葡萄栽培家によって創設されました。
現在60の生産者共同体に成長しています。最初の醸造所は1972年にガイオーレに建設されました。1989年にはサンジミニャーノに2番目の醸造所が追加建設されました。現在は木樽の貯蔵設備の規模は大小さまざまに総量7,000hlを超えました。

このワインを監修しているリカルド・コタレッラは、世界的なイタリアワイン・ルネッサンスの立役者にして、「魔術師」「天才」とも形容される、現代イタリアを代表するエノロゴ(醸造家)の一人。2001年ガンベロ・ロッソ「ベスト・ワイン・メーカー」、同2001年ワイン・エンスージアスト誌「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」、2002年イタリアソムリエ協会「ベストイタリアンワインメーカー」に選ばれる。2013年にはイタリア醸造家協会会長、そして2015年には国際エノログ協会会長にも就任した世界的醸造家です。