ジュリアン・ギヨ(フランス) / ワイン

ジュリアン・ギヨ Julien Guillot

ジュリアン・ギヨ

ジュリアン・ギヨ ブランドストーリー

 今でこそ有名な自然派生産者の名前を挙げれば切りがありませんが、自然派の原点を探るとすれば、
1954年にフランスで初めてビオロジックでブドウ栽培を行い、フランス全土のワイン生産者に先駆け、有機農法に着目したギヨ家の名にたどり着きます。

 創始者であるピエール・ギヨは、第二次世界大戦の戦後、彼の実家があったマコンにもどり、持って生まれた才能を生かし土地測量技師や骨董商など商売をする傍ら、独学でワインを勉強。戦後復興期のブルゴーニュでは生産向上こそ最大の目的であり、新しい農薬や化学肥料の使用が主流とされていましたが、ピエールは化学的な農業のスタイルに疑問を呈し、ただ一人ブドウ栽培に対してビオロジックを実施しました。

 彼の先見の眼は、当時購入した畑にも密接に関係があり、手に入れた畑は元々クリュニー修道院が所有していた畑。
ブルゴーニュ最古の畑と言われるクロ・ド・ベーズにも匹敵するほど歴史が長く、1990年以降ビオディナミに転換し、より一層優れた畑の潜在能力を引き出したといわれています。6haあるブドウ畑の土壌は、鉄分を豊富に含む独持な石灰質土壌。収穫は手摘みで行い、瓶詰めまでは添加物とSO2を一切使用しておらず、瓶詰め時に極少量添加します。

 

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