ジャンベルトー(フランス) / ワイン

ジャンベルトー Jean Berteau

ジャンベルトー

天与のワイン産地コート・デュ・ローヌに屹立する、ある醸造家人生の集大成

ローヌ河両岸に広がる豊かな自然と大地の恩寵を受け、さらに南フランスの燦燦たる陽光に育まれたローヌワイン。手軽に楽しめ、濃厚芳醇な味わいが特徴であり、また力強さと親しみやすさで、昔から多くの人々に好まれてきました。ローヌワインの生産地はフランスの南東部、リヨンからアヴィニヨンにかけての広い範囲です。マシッフ・セントラルの東側断層にある、ローヌ河谷へと落ち込んでいく傾斜を段々畑にして利用しています。北部ではスパイシーで引き締まった味わいですが、なだらかな平野が広がる南部では果実味溢れる柔らかな味香が、それぞれの個性的な味わいを醸し出しています。この「ローヌの恵み」-つまり、とびきり濃厚で力強く、それでいて親しみやすい、夢のような味わい-に眼をつけたのが、醸造家のジャン・ベルトーです。


ブドウ栽培家の息子としてボルドーに程近いブライ近郊で生まれた彼は、ボルドー醸造研究所(l’Institut d’oenologie de Bordeaux)でミッシェル・ロラン氏らと共にワイン造りを学びました。その後、ワイン造りの地として、天与の葡萄生産地ともいうべきコート・デュ・ローヌを選び、以来30年にわたってカスティヨン・デュ・ガールにあるラ・カンパニー・ロダニエンヌ社の経営に携わってきました。そして、長いワイン醸造人生の集大成として、自らのブランド“ジャン・ベルトー”を創出しました。彼はこのブランドについて、「土壌及びブドウのもつ最大の潜在能力、ワイン醸造における細心の心遣い、ブレンドによる最高の表現力、そしてこの素晴らしいワインを共に造ってきたブドウ栽培者たちとの深く長い人間関係…これらすべての表現である」と言い切っています。ともすれば歴史の中で、あまりに恵まれた環境ゆえに表現することを怠った感もあるローヌの地に屹立する「志あるブランド」は、大昔から繰り広げられてきた人と自然との共生をより興味深いものにするのです。

作り手からのコメント

ロダニエンヌ社は、濃厚で力強く親しみやすいワインを産出するコート・デュ・ローヌ地方にあります。ジャン・ベルトー社長が30年にわたる醸造人生の集大成として創出した本ブランドは、土壌及びブドウのもつ最大の潜在能力と、ブレンドによる最高の表現により、数々の賞を受賞する素晴らしいワインになっています。

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