ヴィダル・フルーリー(フランス) / ワイン

ヴィダル・フルーリー Vidal Fleury

ヴィダル・フルーリー

1781年に創業したローヌ最古の生産者

ヴィダル・フルーリーは約240年前の1781年に設立されたローヌ渓谷で最も古いワイナリーの一つです。リヨンの南30kmにあるコート・ロティのブドウ畑の中心にあるこのワイナリーは、設立直後の1781年に当時駐仏米国大使であったトーマス・ジェファーソンが訪れるなど、早くから高く評価されてきました。
1890年代、ギュスターヴ・ヴィダルがフルーリー家の娘と結婚し社名がヴィダル・フルーリーになりました。その婚姻のおかげでフィロキセラ害から立ち直り、さらに1920年代にはローヌ渓谷のほかのエリアのワインづくりへの挑戦が始まります。
1924年にはジョセフ・ヴィダル・フルーリーはエティエンヌ・ギガル(ギガル社創業者)をブドウ栽培者兼セラーマスターとして雇っており、その後、2度の世界大戦、労働力不足等の様々な困難に打ち勝ち、1900年代半ばには「メゾン・ヴィダル・フルーリーはコート・ロティのフラッグシップ」とまで言われるようになりました。
この素晴らしい実績を誇るコート・ロティの名門ヴィダル・フルーリーでしたが、残念ながら後継者がいなかったため、1984年に事業を売却することになり、その売却先としてギガル家が選ばれました。その昔、ギガル社誕生の後押しをしたのは、このヴィダル・フルーリーだとも言わしめるほどの長年の協力関係による相互理解と信頼関係を考えれば当然のことといえるでしょう。
家族は代わったとはいえ、相変わらず家族経営であるヴィダル・フルーリーは完全に独立した経営、醸造や販売を行っており、2008年にはワインの醸造、熟成、瓶詰を最適化するため最新鋭の設備を備えた醸造所を設立、更なる高みを目指し日々努力を続けています。

モダン&エレガントなスタイル

ヴィダル・フルーリーのワインを一言でいうとローヌ渓谷の多様な個性が活きたモダンでエレガントなワインです。
ヴィダル・フルーリーのセラーの後ろにそびえるテラス状の急斜面の畑はローマ人によって開墾されました。ローヌ渓谷の土壌は花崗岩と石灰岩、ローヌ川が運んだ堆積土からなり、その土壌や風土に根差した最適なブドウ品種や醸造技術が、2000年を超える時間の中で洗練されてきたのです。
ヴィダル・フルーリーの240年を超えるその長い歴史の中で選び抜かれた優れた畑にて培われた経験と地元の栽培家との協働により実ったテロワールの個性が活きたブドウ。それを最新の技術で醸造と熟成しています。柔らかで若くして豊かな個性が楽しめるワインから、特別な機会にこそ開けるべきプレスティージュキュベのシャティヨンヌまで、各AOPやテロワールのエッセンスが手に取るように感じられる、まさに時間と技術とチームワークが醸成したエレガンスこそがヴィダル・フルーリーの特徴です。

作り手からのコメント

ヴィダル・フルーリーの240年の歴史は古典的なワインを作るためでなく、エレガントにテロワールの個性を楽しめる「今のワイン」を生み出すためにあります。

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NIHON SHURUI HANBAI CO., LTD.